• ホーム
  • 肌にダメージを与える赤いニキビ跡とは?

肌にダメージを与える赤いニキビ跡とは?

2019年11月03日
肌を気にする女性

赤ニキビとも呼ばれる赤みを帯びたニキビの中では、細菌に破壊された毛穴内でたんぱく質が刺激されることによる炎症が起きています。赤いニキビ跡は、そういった赤ニキビが慢性的に存在する状態のことです。絶えず炎症と腫れが起きているため、皮膚組織は常に肌ダメージを受けていることになります。

毛穴に炎症を起こす細菌は、アクネ菌や表皮ブドウ球菌です。それにより皮膚に炎症が起きると、白血球が細菌排除のために攻撃を始めます。炎症原因を排除しようと頑張るわけですが、その結果周辺組織にも傷が付きます。

皮膚組織の傷は修復の妨げになるため、傷付いたところだけ損傷を残した修復となります。無事な組織と傷のある組織、その違いが皮膚表面のデコボコを作ります。赤みを帯びたニキビ跡は、そういった白血球と細菌の戦いの後に残された皮膚組織の傷によるものです。これに色素沈着が加わると、シミのような茶色いニキビ跡になります。

白血球と細菌による戦いでは、膿が生じます。その膿が大量に生産されて正常に排出されないままでいると、赤いニキビは化膿します。化膿した赤ニキビは膿疱性座瘡(のうほうせいざそう)と呼ばれ、赤ニキビに起きる化膿が悪化したものを言います。

重篤な症状になると炎症は更に強くなり、毛穴を拡大して嚢腫を形成することがあります。毛穴の中にある組織で破壊が進んだ場合は、周囲の反応が強くなってしこりを生じます。

赤ニキビは気になるものかもしれませんが、できるだけ触らないようにしてください。肌ダメージが増えるほど損傷も過度になるため、重篤化して修復の難易度が上がる原因になります。

赤ニキビ跡も体温や血圧の上昇に伴う毛細血管の拡張などにより赤みが増すため、時としてコンプレックスにもなってしまいます。しかし、だからといって矢鱈と洗顔したり、闇雲に化粧品や対策法を取り入れれば良いということではありません。

とにかく肌への刺激を減らすことは第一であり、軽減までに長期間を要することも前提としてください。また、皮膚を過度に擦ると毛細血管が切れてしまいます。修復や健康維持に必要な栄養素を皮膚組織に運ぶのは血管ですので、そういった面も含めて皮膚に過度な刺激はご法度です。

赤ニキビや赤ニキビ跡は、額・顎・?・Tゾーンなどに集中して生じることもあります。その場合には、集中してできる部分に対して日常的な刺激がないかを考えてみましょう。衣類との接触・前髪などの髪型・寝具との接触・触る癖など、思い当たる節があるなら改善した方が良いと言えます。

スキンケアの際はどうしても手を触れるため、直前にしっかり洗った清潔な手でケアを行いましょう。手はあらゆる物に触るため、肌に触れる前には洗浄が欠かせません。衣類や寝具も定期的に洗うようにした方が清潔であり、寝具に関してはよく晴れた日に室内干しで日に当てるだけでも効果はあります。その他、マフラーやマスクなどの装着物にも注意してください。