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美白効果が高いと噂のハイドロキノンを使ってみましょう!

2020年01月11日

シミのようなニキビ跡には、美白効果で知られるハイドロキノンが有用です。ハイドロキノンはイチゴ・ブルーベリー・コーヒーなどにも含まれる物質で、シミの原因になるメラニンを生成する細胞メラノサイトの活動を弱めます。
メラニンに効く成分は他にも存在していますが、シミの根源はメラノサイトです。ハイドロキノンはメラニン抑制だけでなく、メラニンの核と言えるメラノサイトの働きも抑制するため、根本的な美白効果を得られると言われています。

シミの他、黒ずみ除去薬や色素沈着治療薬にも配合されます。また、日焼け跡・そばかす・ニキビ跡・ニキビ・乳頭の黒ずみ・老人性の細かなシワ・扁平母斑などの治療にも効果的です。市販の美白用化粧品には平均して4%の濃度が含まれていますが、皮膚科が処方する塗り薬型の美白剤には5%から10%の濃度も用いられます。

ハイドロキノンは漂白効果がとても高いため、濃度が高いほど皮膚に刺激感・赤み・かゆみ・腫れ・かぶれ・水疱などができやすくなります。ハイドロキノンを使用すると皮膚の剥がれが起きるのは正常のことですが、あまりにもひどい場合は皮膚科へ相談してください。また、剥けてくる皮は力で取らず、自然に剥がれ落ちるのを待った方が良いです。
注意点として、使用した後に紫外線を浴びるとシミが濃くなることがあります。外出する前には日焼け止めを塗ってください。管理については、酸化しやすい点に注意が必要です。冷蔵庫で保存しますが、1ヶ月半から2ヶ月ほど経過すると効果が落ちます。黄色・茶色に変色している場合は、入手からの期間を問わず使用しないでください。

ハイドロキノンは、トレチノインと併用されることもあります。トレチノインとはビタミンA誘導体の一種で、ビタミンAよりも50倍から100倍の生理活性を有します。併用は特に肝斑治療で行われますが、トレチノインはニキビ跡に有効です。トレチノインは皮脂腺に機能低下をもたらし、角質を剥がす作用があります。その作用は修復を促すために有効なので、トレチノインはシミの他ニキビ治療薬としても認められています。継続して使用することで、赤ニキビも軽減されることが分かっています。また、ターンオーバーを促進すると共にコラーゲン生成も促されます。色素沈着だけでなく、張りの改善にも役立つということです。使用の際はトレチノイン単体でも用いられますが、シミやニキビ跡などの色素沈着にはハイドロキノンと吸収型ビタミンCローションを併用することでより効果的となります。

トレチノインは人体の血中に微量含まれる物質であるため、アレルギー反応が起きるのはごく稀です。つまり、安全性は保証されています。しかし注意点として、妊娠中の方・妊娠予定がある方は使用できません。ビタミンA誘導体の作用により、胎児の奇形リスクが上がるためです。
ハイドロキノン同様に使用中に皮膚の赤み・剥がれ・かぶれなどが起こります。それら皮膚症状は適度であればターンオーバーが促進されている表れなので問題ありませんが、不快感・痛み・赤みなどが強い場合は医師に相談してください。また、治療始めから1週間経過しても全く赤みが出ない方は薬が効いてない可能性があります。この場合も医師に相談した方が良いです。