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皮膚の破壊によってできるクレーター状のニキビ跡

2020年01月26日

クレーターとは、繰り返された赤ニキビが化膿して真皮層が複雑に破壊された状態のことです。炎症が治るまでに真皮層の中で修復された箇所とされなかった箇所が生じると、皮膚組織にムラができてしまいます。その結果、表面的なデコボコが見られるようになります。
クレーターの原因になる赤ニキビは、毛穴内で繁殖した細菌が皮膚組織のタンパク質を破壊して炎症を起こした状態です。その炎症から表面的には赤く腫れ、進行すると膿が生じます。化膿は重篤化すると、膿疱性?瘡と呼ばれる赤ニキビの酷い版になってしまいます。

皮膚組織では、炎症が起きると白血球が細菌と戦い始めます。白血球によって細菌排除は行われますが、それと同時に戦闘によって炎症部分の周辺まで傷が付きます。その傷付いた部分が、デコボコ・赤み・色素沈着などのニキビ跡になります。つまり、クレーターができる過程は以下の通りです。初めに毛穴で細菌が繁殖し、炎症が起きます。その細菌と白血球が戦うことで膿が生じ、ニキビ周辺まで戦いの傷跡を残します。それが繰り返されることで皮膚組織機能が低下し、ターンオーバーに支障が出始めます。よって、ニキビ跡が残りやすくなります。

ニキビができた時に爪などで潰したがる方もいますが、それは強い刺激でしかありません。真皮層まで深い傷が付いてしまうため、皮膚組織低下およびターンオーバーの支障の原因になります。たとえ1回潰しただけでも深い傷となるため、繰り返しニキビでなくてもムラのある皮膚修復になり得ます。
また、誤ったスキンケアも刺激なのでターンオーバーの支障とクレーターの発生に繋がります。肌はどんな人でも他の皮膚より弱く、毛穴・くすみ・できもの・シワ・シミなどのあらゆる皮膚問題が明らかに生じやすいものです。美容的問題もありますが、感染や肌荒れは皮膚組織といった体内機能に関するため健康問題とも言えます。

持ち前のコラーゲンなどが急激に減少する年代に入ると、あらゆる皮膚問題や関節問題が起きやすくなります。そのため、若年期の方々よりもニキビ跡は治りにくいです。しかし、適切なケアを行えば皮膚は綺麗になり得ます。なぜなら、皮膚機能は生きている限り存在しているからです。
逆に、コラーゲンの減少は著しく起きていない年代の方でも皮膚を粗末に扱えばニキビ跡は消えにくくなります。スキンケアもそうですが、最近は生活習慣に問題がある若者が増えているので、今は大丈夫でも30代・40代以降になった時に急激に何か起きる可能性が大いにあると言われています。

美容面も健康面も体内機能のことですので、早い時期から対策しておけば、後の時期も急激な変化なく過ごせます。おおよそ10年前の習慣が今に出ると言われていますので、20代以降はその10年後の美容・健康のことも考えた生活習慣を意識しましょう。30代以降も10年先に出るため、心身的な健康に繋がる生活を心がけましょう。