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メラニンが原因の茶色いシミのようなニキビ跡

2019年12月04日
スキンケアをしている女性

ニキビ跡は茶色いシミに似た形で残ることもありますが、原因はメラニン色素による色素沈着です。皮膚組織が炎症などで傷付いた時、細胞を守るために大量のメラニン色素が分泌されます。
通常なら炎症が引いた時に役目を終えたメラニン色素はターンオーバーにより排出されますが、ニキビによる損傷で皮膚組織がターンオーバーを正常に行えない状態になっている時にはメラニン色素がそのまま残ります。それが、シミのように茶色く色素沈着したニキビ跡になります。

炎症の後にできる色素沈着は、炎症後色素沈着と呼ばれます。ニキビ以外の炎症でも起こり得るものですが、大半はニキビの炎症を原因としています。
炎症の最中に紫外線を浴びた場合はメラニンを生成する細胞メラノサイトも活性化するため、色素沈着する率が高くなります。現時点で色素沈着が見られないニキビ跡も、紫外線の影響で茶色に変色することがあります。
また、ニキビ跡として茶色いシミのような色素沈着が残る原因には、皮膚以外の体内機能も関係しています。特にストレスや生活習慣の乱れによって体内に生じる活性酸素は、ニキビ跡の色素沈着やその他の肌荒れを引き起こす要因になり得ると言われています。

活性酵素は、体を錆びさせる成分とされます。すなわち、酸化を促進する作用を持つ成分です。活性酵素により細胞が1つ錆びると、それに触れた同種の細胞も錆びていきます。本来は細菌やウイルスといった外敵から身を守るために白血球から作られるものですが、量が過剰になると内臓・骨・皮膚などの細胞もその攻撃を受けます。
活性酵素が害ある成分にならないよう、サポートするのが抗酸化物質です。抗酸化物質が活性酵素にくっつくことで、必要以上に攻撃的な存在にならずに済みます。活性酵素もそれはそれで体内を守るために必要ですが、抗酸化物質がいないと反逆者的に守るべき砦さえ壊してしまうということです。

抗酸化物質は、もともと体内に存在しています。しかし、20代を境に生産機能は低下します。抗酸化物質はたんぱく質やミネラル類と協力するため、食生活を気を付けることで生産機能が低下しても十分に補うことができます。
日本人は、ミネラル類不足もたんぱく質不足も多いと言われています。海藻などミネラルが豊富な食材に溢れているのに、先進国の中でも昔から不足率が高い方で問題視されてきました。健康被害があるほどではありませんが、不足により些細な不調や美容的問題に繋がることはあります。

生活習慣が改善されたなら、ニキビもできにくくなります。たとえできたとしても治りやすく、跡も残りにくいです。体には機能がたくさんありますので、シミのように色素沈着した茶色いニキビ跡がある場合には表面的に塗ることだけでなく、体内から生活習慣を見直して改善すべき点があると考えましょう。年齢を経るにつれて誰もが自然と機能低下しますので、そう感じている方はより改善意識が必要になります。